複素平面上での初等関数(指数関数、対数関数、三角関数)の性質についてまとめる
指数関数
定義
定理
この定理よりオイラーの公式
を得る。
また三角関数は
となることがわかる。
三角関数
定義域が実数の場合は上で示した通り。複素数まで拡張させると
となる。は整関数なので上二つは整関数でありまた、実数関数と同様な形で微分、加法定理、倍角の定理などが成り立つ。
定義域が複素数の場合は必ずしも実数のようにとはならない。
また双曲線関数
とは
の関係にある。
対数関数
複素数 となりそうだが実際はこれよりも複雑である。
とする。この時
となる。 より
となる。これを対数関数の定義とする。
より
は多価関数となり一意に定まらない。そこで
として偏角の主値を
と定義し、対数の主値も
とする。
このとき
となる。
定理
べき乗・べき根
定理1
定理2
定理3
証明等は省く
感想
なかなか覚えることが多くてきついぞ。
早く実践的なこともやりてぇ